【ドラえもん最終回】のび太が死刑?!死亡?!4つの最終回と幻の最終回があるのを知っていた?

スポンサーリンク

ドラえもんの最終回③さよならドラえもん


『小学三年生』1974年3月号掲載

個人的にはドラえもんの中で一番泣ける話です。

 

最終回の内容

 

いつものようにドラえもんを頼るのび太。

しかしドラえもんは「1人でできない喧嘩ならするな!」と一蹴します。

不思議に思ったのび太が訳を聞くと

「こないだから言おう言おうと思ってたが…」

ドラえもんは未来へ帰らなくてはいけなくなってしまったのです。

ドラえもんに泣きついて「帰らないで!!」と頼みますが、

のび太のお父さんお母さんはのび太を叱ります。

「ドラえもんにも都合ってものがあるんだ。」

最後の野比家での食事を済ませて、同じ布団で眠る2人。

明日の朝にさようならしないといけないということもあり、なかなか寝付けません。

「朝までお話しよう。」と言います。

自分がいなくなって本当に平気なのかと、

最後までのび太の事を気に掛けるドラえもん。

「ばかにすんな!ひとりでちゃんとやれるよ。」

ドラえもんが安心して未来に帰れるように強がるのび太。

感動のあまり涙を流すドラえもん。

でものび太には見せまいと「散歩をしてくる」と嘘をつきます。

ドラえもんの帰りを空き地で待っているとジャイアンが寝ぼけて徘徊しているのを見つけます。

目が覚めたジャイアンは恥ずかしさのあまり因縁をつけのび太に喧嘩を挑みます。

「喧嘩ならドラえもんぬきでやろう」

そういって勝負を挑むのび太。

しかし案の定ボコボコにされてしまいます。

何度殴られても立ち上がるのび太を不思議がるジャイアン。

「なにを。勝負はこれからだ。」

ゾンビのように何度も立ち上がるのび太にジャイアンは怖くなってしまいます。

僕だけの力で、君に勝たないと…

ドラえもんが安心して…帰れないんだ!!!

 

遂にジャイアンに勝ったのび太。

ずっとのび太を探していたドラえもんがその場面を目撃します。

「かったよ、ぼく。みたろ、ドラえもん。かったんだよ。」

ドラえもんはそのままのび太を寝かしつけ、

そして次の朝には未来に帰ったのでした…。

ドラえもん、君が帰ったら部屋ががらんとしちゃったよ。

でも……すぐになれると思う。だから………。

心配するなよドラえもん。

 

この回がドラえもんの最終回にふさわしい話だと思います。

のび太がジャイアンに勝つシーンなんかは涙腺崩壊レベルですよね。

この本はドラえもん【感動編】に収録されています。

 

他にも泣ける作品がたくさん収録されているのでぜひチェックしてください。

 

ドラえもんの最終回④帰ってきたドラえもん

さよならドラえもんには続編があります。

それが「帰ってきたドラえもん」です。

 

最終回の内容

 

ドラえもんがいなくなってからののび太は毎日をボーと無気力に過ごしていました。

「このままじゃドラえもんが悲しむ。」そう思ってのび太は思い切って外に出ると、

ジャイアンが「ドラえもんにあった」というのです。

舞い上がったのび太は貯金を崩してどら焼きを買いにいきます。

しかし「ドラえもんにあった」というのはエイプリルフールの嘘だったのです。

ひどくショックを受けたのび太は悲しみの中帰宅します。

そこでのび太は未来へ帰るドラえもんが

「どうしよもなく困ったときはこれを使って」と秘密道具を渡していたのを思い出します。

それがウソ800です。喋った事がみんなウソになるドリンクでした。

 

早速のび太はジャイアンとスネ夫に仕返しに行きます。

しかし仕返しをしても全くのび太の気が晴れる事はありませんでした。

なぜならドラえもんがいないから。

帰宅して、のび太のお母さんに「ドラちゃんいたの?」と聞かれます。

のび太は「ドラえもんがいるわけないでしょ」と返しました。

しかし扉を開けるとドラえもんが。

ウソ800を飲んだ状態で「ドラえもんがいない」と言ったので反対になったのです!

物語のラストは2人が抱き合って泣くシーンです。

うれしくない。これからまた、

ずうっとドラえもんといっしょにくらさない

 

この話は公式の最終回の中で感動的なエピソードになっていて、

公式の中でも評価のかなり高い作品です。

しかしファンの中で一番最終回として呼び声の高い作品があるのをご存知でしょうか?

それが「45年後…」です。

 

【ドラえもんの歌】アンアンアンの意味って知ってる?

2月 12, 2020

ドラえもんの最終回:45年後…


(1985年「小学6年生」9月号掲載。)

先ほど説明した4つの最終回がドラえもん前期(1970年代)に作られたもので、

この作品はドラえもん後期(1980年代)に作られたものです。

ファンの中では後期のドラえもんで一番最終回にふさわしいと言われています。

 

最終回の内容

 

いつものように日々を過ごしていたのび太。

家に帰ると45年後からきたのび太がきていました。

秘密道具「入れかえロープ」で今ののび太と45年後ののび太を入れ替えます。

若い頃ののび太と入れ替わった45年後ののび太は誰よりも楽しみながら遊びます。

全ての出来事に感動しながら感謝をします。

代わってくれたお礼に…と45年後ののび太は「宿題でも手伝おう」と言います。

しかしのび太は「いいよ、自分でやるから」と拒否。

「さすがは僕だ!」とほめる45年後の僕。最後に1つだけ…と

君はこれからもなんどもつまづく。

でもそのたびに立ち直る強さを持ってるんだよ。

 

このセリフを告げ、のび太は未来に帰っていくのでした。

 

この作品はドラえもんのファンの中で指示され続ける最終回です。

現実にドラえもんには最終回はないのですが、ドラえもんに最終回があったならこれが良いと言われ続けています。

この作品はドラえもんプラスの5巻に収録されています。

 

次ページはドラえもんの幻の最終回について解説します↓

スポンサーリンク



コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です