皆さんこんにちは。ノムラです。
僕は以前こんな記事を書きました。
そこで、今回は第7位にあげた超オススメアニメ、
「四畳半神話体系」について、
オススメポイントをわかりやすく解説しようと思います!
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アニメ「四畳半神話体系」とは?
出典 : www.amazon.co.jp
あらすじ
京都の大学に通う、誇り高き三回生の「私」。薔薇色のキャンパスライフを夢見ながらも現実はほど遠く、実り少ない二年間が過ぎようとしていた。悪友の小津には振り回され、謎の自由人・樋口師匠には無理な要求をされ、孤高の乙女・明石さんとは、なかなかお近づきになれない。いっそのこと、ぴかぴかの一回生に戻って大学生活をやり直したい!もし、あの運命の時計台前で、ほかの道を選んでいれば——迷い込んだ不思議な並行世界で繰り広げられる、不毛と愚行の青春奇譚。
『四畳半神話大系』(よじょうはんしんわたいけい)は、森見登美彦による日本の小説が原作です。
2010年にアニメが放映されました。
大学生活に悔いを残してる主人公「私」が華のキャンパスライフを送るため、パラレルワールドに迷い込む話です。
主人公をはじめとした奇妙?なキャラクターたちと、
独特な言い回し、聞き逃しそうな早口のセリフなど、
独特な世界観の四畳半神話体系を探ってみました。
目次
四畳半神話体系の登場人物
私

主人公であり、物語の語り手。農学部に所属する大学3回生で、元浪人生。身長は180㎝ほど。下鴨幽水荘(しもがもゆうすいそう)に住む。プライドと理想は高いが、非活動的で社交性の低い地味な青年。大学入学を機にサークル活動を通じて「薔薇色のキャンパスライフ」を目論むも、小津とともに不毛で無意義な大学生活を送る破目になる。
小津

「私」の宿敵であり盟友。工学部電気電子工学科に所属しているにもかかわらず電気も電子も工学も嫌いで、1回生終了の時点では取得単位数も成績もひどい低空飛行だった。「私」とは同学年。偏食家であるため顔色が悪く、妖怪に例えられるほど不気味な風貌。3度の飯より悪行が好きな天邪鬼で、他人の不幸をおかずに飯が3杯食える。
樋口 清太郎

小津が「師匠」と呼び慕う自由人。大学8回生。常に悠然と構えていて、神秘的な気配と高貴さと暢気な笑顔を湛える。雰囲気は「良くて仙人、悪くて貧乏神」というのが「私」の評。「弟子」を取り、ほぼ彼らからの貢ぎ物だけによって生活している。常に紺色(アニメでは緑)の浴衣を着て、高下駄を履いている。
四畳半神話体系は長いセリフがいっぱい!
このアニメはほとんどが主人公の「私」のナレーションで進行します。
その言い回しは機知に富んでいて独特。そして長い。
異性との健全な交際、学問への精進、肉体の鍛錬など、社会的有為の人材となるための布石をことごとくはずし、異性からの孤立、学問の破棄、肉体の衰弱化など打たんでも良い布石を打ちまくってきたのは、なにゆえであるか
可能性という言葉を無限定に使ってはいけない。我々という存在を規定するのは、我々がもつ可能性ではなく、我々がもつ不可能性である
小津は独特の話術でサークル内でも一定の位置を確保することに成功していたがニコニコと天真爛漫に微笑むことに困難を感じているらしくどうしてもにやにやと妖怪めいた笑みになりその腹の中に潜む邪悪さを隠しようもないという印象であった。彼だけは名前と顔が一致していた。むしろ、忘れられなかった
アニメの進行の仕方

そしてこのアニメは、
各話で「私」は異なるサークル・組織に所属するが、結末や登場人物が共通・関係しあっており、
第4話で「私」は並行世界を横断することになる。
物語の最後に並行世界であることが明かされる展開ではなく、各話の書き出しが統一されているなど、
各話が全て並行世界であることを前提に描かれています。
第1話:四畳半恋ノ邪魔者 – 映画サークル「みそぎ」に入った場合の物語。
第2話:四畳半自虐的代理代理戦争 – 樋口に弟子入りした場合の物語。
第3話:四畳半の甘い生活 – ソフトボールサークル「ほんわか」に入った場合の物語。
第4話:八十日間四畳半一周 – 秘密組織「福猫飯店」に入った場合の物語。
要するに大学で迫られる選択肢を何度も往復して全て選んでいくってことですね!
悪友小津の存在

↑これが小津。ただの妖怪やん
1話ナレーションで、初めて主人公が小津と出会った時
「これが小津とのファーストコンタクトでありワーストコンタクトでもあった。」
と言いますがまさにその通り。
大学に入学してリア充を目指すはずだった主人公。
しかし小津は、すべての平行世界で主人公を非リアに落とす悪魔的な存在として描かれます。
「僕なりの愛です」これは小津の口癖で、物語のキーとなります。
ただの悪いやつでは無い
この小津、物語が進むにつれて、あらゆる並行世界で主人公を不幸にします。
みてる側はどう考えても貧乏神だと感じると思います。
しかし、そうでは無いのです。
それがわかるのが9話から最終話にかけて。
このアニメは常に主人公の「私」視点の映像が続きます。
しかし最終話の最後に主人公以外の視点になります。
ここまでもしあなたが観ていた場合、この視点変更で
「そういうことだったのか!!!!」
と、まるで手品のタネがわかった時のような感覚になることでしょう。
ちなみに小津は明石さんに続いて、裏ヒロインと呼ばれるくらい、いろいろと可愛いです。w
曲が超最高
オープニング・テーマは
ASIAN KUNG-FU GENERATION“迷い犬と雨のビート”です。
オススメアニメ「四畳半神話体系」まとめ

一度見たら必ず再度見たくなるアニメ「四畳半神話体系」。
その独特な世界観とセリフの言い回しはすぐに僕たちを引き込ませます。
最終話のセリフ「僕なりの愛です」で魔法が解かれるのを体感して欲しいです!
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